登山家たちの医師転職①

5月 1, 2019

先日、山に行ってきました。息抜きと、仕事や日々の雑多な事を整理したく、1人の時間を作ろうと、妻と子どもには、申し訳なかったのですが、連休を1人、山で過ごすという贅沢をさせてもらいました。その時に、山小屋で一緒になった1人の山男と意気投合し、翌日、一緒に山頂をめざす事にしたのです。彼と話をする中で、彼の職業である「医師」について考えさせられる事がいくつかありました。K自身は、人材ビジネス事業に携わる中でキャリアコンサルタントをしているという事は、伏せておきたかったので、名刺交換もしないまま、下山とともに別れてしまいましたが、山に来たお互いの目的が、なんとなく分かり合っていたので、久々に良い出逢いと良い別れにめぐり合った気がしています。彼は、医師となって、10年目の節目として、気が付いたら1人山に向かっていたと話してくれました。Kは、都内で営業の外周りをしているサラリーマンという体で自己紹介をし、お互いについて、たわいもない日々の事、家庭の事、将来の事、仕事の事、老後の事を話し合いました。年齢が近かった事もあり、だいたいの話しの内容は、分かり合えたのですが、彼の職業である「医師」については、とても特殊な世界であると感じました。K自身は、日々、人々のキャリア開発に携わりながら、自分以外の人々の人生について考える機会が通常の人よりは多いと考えていましたが、「医師」という人々の人生に触れる機会が、今までなかったので、なんだかとても特殊に感じてしまったのかもしれません。彼は、医師として、現在、転職をするべきかどうか悩んでいるのだそうです。「医師 求人」のサイトをながめながら、自分の人生を模索するのだけれど、医師の転職というものは、そう簡単に一歩が出せるものではないそうなのです。実際には、一般のサラリーマンにとっても、転職は、簡単なものではないはずです。彼の話しを聞きながら、一緒に「医師 求人」サイトをながめていると、医師の転職は、ずいぶん閉鎖的な世界なのだと感じました。K自身、学生の就職活動に関するキャリアコンサルトや求職者の転職のお手伝いをしていますが、医師への就活に携わった経験はありません。彼自身が「医師」である立場から考えた「転職」は、Kが考える「転職」と、どう異なっているのかを考えてみたいと思います。