登山家たちの転職④

5月 22, 2019

多忙な日々や雑多な雑念ばかりの自分をリセットしたく、妻と子どもには申し訳ないと思いながら、1人、連休中に山に出かけてみると、山小屋では自身のキャリアに悩む医師と出逢いました。実は、K自身も自分のキャリアについて考えるところがあったので、お互いに自己紹介をしながら、将来について話し合いました。彼は、自分の所属する大学の付属病院で診療を行いながら、空日には、「医師 求人」サイトなどで探した、単発やスポットのバイトをする傍ら、長年所属している大学の附属病院とは異なる診療現場を視察していると言うのです。視察というのは、格好をつけた言い方になりますが・・・、と彼は、自分のキャリアについて話出しました。彼自身は、大学にて6年間を過ごす医学部時代から、同じ大学付属の病院に就職してしまったので、外の世界を知らな過ぎる自分がいる事に、年々、不安が押し寄せてくるようになったそうなのです。医師の生活は、携わる科によってもだいぶ変わってくるようなのですが、整形外科の専門医としてキャリアを積む彼にとって、今の生き方のまま、今後も医師の道を歩む事が果たして良い事なのかどうか、自分自身に問いてみたくなり、1人山を登りに来たそうなのでした。K自身も、学生や社会人にキャリアコンサルタントを行いながら、今後の自分の将来のキャリアアップについて、考えなくてはならない分岐点にきていました。実は、独立をして開業をしようかと考える分岐点ではあったのです。キャリアコンサルタントという職業柄、なんとなく、周囲に相談をする機会を失ってしまって、なんとなく1人山にでも登って頭を整理しようという気持ちになりました。山小屋で偶然出会った、転職に悩む男2人は、意気投合し普段は、なかなか周囲の人間には話す事のできない自分の考えを、お互いに話し出しました。彼は、「医師 求人」、Kは、「キャリアコンサルト 求人」サイトを山小屋のFreeWifiを使わせてもらいながら、ぼんやり眺めていました。